1956年と1957年にベルギーのTUBAX社（チューバックス社）によって作られたスクールチェアです。Willy van der Meerenによるデザインで、フォルムに特徴のある非常にアイコニックな人気のあるTUBAXの椅子です。シートにプライウッドではなく無垢の木を使っており、ビンテージ／インダストリアルの雰囲気がとても良く出ている椅子だと思います。ベルギーのスクールチェアはシャープでミニマルなオランダの椅子と比べると、デザインや色使いに独特な柔らかさがあって、とてもお洒落だと思います。当時、TUBAXと同じようにベルギーの椅子を製造していた会社にSEMALがあります。TUBAXやSEMALはヨーロッパでも再評価されており、新しいスタイルのカフェなどでもよく見かけるようになりました。