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細部にデザイナーの個性が宿る、フリソ クラマーのリザルトチェア



リザルトチェア 50S Result Chair 50S

オランダのミッドセンチュリーを代表するデザイナーのフリソクラマーによって1950年代にデザインされた、リザルトチェア。作られてから50年以上経っても色褪せない魅力があります。

レッグ部分のデザイン


リザルトチェア 70S Result Chair 70S

計算されて曲げられたVのラインが美しいスチールの足がこの椅子の大きな特徴と言っても過言ではありません。一見不安定なようにも見えますが、分厚いスチールをコの字に曲げることで、強い強度を生みだしており、非常に堅牢な作りです。当店でも扱っているマルコチェアガルファニタスチェアS16ガルファニタスチェアS22もコの字の作りになっています。

ガルバニタスチェアやコンパスチェアも素晴らしい椅子ですが、リザルトチェアは、シート裏のプライウッドを支える部分の曲線や、背中を支えるシート部分の微妙な作りに、デザイナーの強い個性を感じます。

プライウッドのデザイン

当店で取り扱っているリザルトチェア1stエディションはややシートが横長で、かなり厚めのプライウッドを使用してあり、ミッドセンチュリー的な曲線が非常に美しいと思います。70Sのリザルトのシートはファーストエディションと比べると少しだけ細めでスッキリした印象です。抽象的な言い方ですが、佇まいに関しては、ファーストはよりプリミティブ(?)な印象、70Sはより知的な印象です。

どんなインテリアとの相性がいい?

オランダインダストリアルチェアの定番カラー(?)のライトグレーのペイント。ペイントが一部剥がれているのがビンテージの特徴でもありますが、リノベーションされたインテリアとの相性が抜群です。意外と古い日本家屋との相性も良いと思います。土間などにさりげなく置いてあるとかっこいいですね。

コンパステーブルは元々Vの足の椅子に合わせてデザインされているので、リザルトチェアとの相性は抜群です。テーブルの天板はガラスでもかっこいいですね。Wim Rietvelt(ウィムリート フェルト)のデザインした、ドラフティングテーブルも是非リザルトチェアとセットで使ってもらいたいです。


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